2011年02月17日

柴田トヨさんの詩集に「自分に」という詩がある。

ぽたぽたと 
蛇口から落ちる涙は
止まらない


どんなに辛く
悲しいことがあっても
いつまでも
くよくよしていては
だめ・・・


と。

[蛇口から落ちる涙]

私はこの表現はなんて素晴らしいのだろう
と思う。

多分、このような涙を流した人でなければ、
共感できない言葉と思う・・・


私は沢山の方の死に出合ってきました。

中でも、尊敬する父の死はかなりショックでした。

悲しい涙というより悔しい涙でした。


それから15年後、主人の死・・・

病気が発見され手術をし、余命1年と宣告されたとき、
まさに「蛇口から落ちる涙」そのものでした。

あの夜、布団をかぶって一人で泣いた涙の表現は
適当な表現が無かったのですが・・・

柴田トヨさんの「蛇口から落ちる涙」これこそが
私のあの夜の涙・・・ と思います。

丁度1年で、手術した日に亡くなりましたが、
1年精一杯看病したので未だに夢に1度も出てきません。

たまには夢で良いから会いたい!

私の母は94歳で健在なので、私も後何十年も生きるのかしら・・・

主人に会えるのは後何十年後?



posted by わかめちゃん at 10:54| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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